派遣先から解雇された
派遣先の担当者から、「明日から来なくていい。」と言われました。
これは解雇ですか?
解雇ではありません
派遣先の担当者や使用者から言われた解雇は、正式な解雇ではありません。
派遣労働者の場合、解雇権がある使用者は雇用契約を締結してる派遣元の使用者になります。
派遣元の担当者と相談して、今後の対応を決めることになりますが、同じ派遣先で勤務するのは難しいかもしれません。
派遣先から「明日から来なくていい」と言われた…これは解雇?
📢 派遣先の担当者から突然
「明日から来なくていい」
と言われてしまった…。
これは解雇にあたるのでしょうか?
結論:正式な解雇ではありません
派遣先から言われた「来なくていい」という言葉は、法的な意味での「解雇」には該当しません。
✅ 派遣労働者の「解雇権」は派遣元にある
派遣先(実際に働いている職場)の担当者や責任者に
「来なくていい」「契約終了だ」
と言われても、それだけでは解雇は成立しません。
派遣労働者の雇用契約は、あくまで派遣元(派遣会社)との間で結ばれています。
つまり、解雇できるのは派遣元だけであり、派遣先にその権限はありません。
どうすればいい?対応手順
1. まずは派遣元の担当者に連絡
派遣元の担当者に
「派遣先から明日から来なくていいと言われた」
と、すぐに相談しましょう。
2. 今後の対応を確認する
契約上の扱いや、今後の勤務先について
派遣元としっかり話し合うことが重要です。
3. 同じ派遣先での継続勤務は難しい可能性も
派遣先が「来なくていい」と言った以上、
同じ職場で続けて働くのは難しいケースが多いです。
その場合、派遣元が次の派遣先を紹介してくれるかどうか確認しましょう。
まとめ
状況 | 法的な「解雇」にあたるか |
---|---|
派遣先から「来なくていい」と言われた場合 | × 解雇ではない |
派遣元から解雇通知を受けた場合 | 〇 解雇にあたる |
派遣先に言われても「解雇された」とは限りません。
まずは派遣元に相談し、冷静に対応することが大切です。